About this recipe ― このレシピについて
海南鶏(ハイナンジー)は、中国からマレーシアやシンガポールなどに伝わった料理です。煮る調理法も多いですが、今回はレモンと白ワインを使ってさっぱりコクのあるグリルチキン風に仕上げました。薬味のパクチーとネギ、中国醤油と八角などを使った本格ソースも合わせると絶品です。副菜はザーサイを使った一品。薄切りにしたじゃがいもをザーサイと鶏のスープで炒め煮にしました。白いご飯にもよく合う一品です。
Produced by ― このレシピの考案者のご紹介
レンゲ:Renge equriosity / 中華料理シェフ
中華料理『レンゲ:Renge equriosity』オーナーシェフ。1972年生まれ、東京都出身。高校卒業後、和菓子屋で1 年働き、調理師学校に入学。卒業後は「シェフス」の故・王恵仁氏のもとで3年、上海上流家庭料理の研鑽を重ねる。その後、スペイン料理、イタリア料理、ニュージーランドでは和食などを経験し、「シェフス」へ。退職後は飲食店のコンサルティングにも携わり、運営の仕事も実施。2009年、新宿御苑に「Chinese Tapas Renge」をオープン。2015年に閉店し、銀座で「Renge equriosity」をオープン。
Ingredients ― お送りする食材リスト
海南鶏〜中華風グリルチキン〜
鶏もも肉
1枚
レモン
1/4個
すりおろしにんにく
2袋(6g)
塩
小さじ1
オリーブオイル
大さじ1
白ワイン
1袋(30ml)
わさび菜
1枚
<ソースの材料>
-
酒
90ml
中国醤油
15ml(大さじ1)
塩
小さじ1/4
砂糖
大さじ1
八角
1個
ごま油
小さじ1
<薬味>
-
パクチー
7g程度
長ねぎ
15g程度
メークインとザーサイ炒め
じゃがいも(メークイン)
2個
ザーサイ
30g
万能ねぎ
7g程度
サラダ油
大さじ3
鶏がらスープ
水:300ml+鶏がらスープの素:6g
塩
小さじ1/2
サラダ油
大さじ2
Allergy ― 7大アレルゲン
卵 | 乳 | 小麦 | 落花生 | えび | そば | かに |
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✕ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
Equipments ― 必要な調理器具
電子レンジ
オーブン
オーブントースター
フライパン
鍋
片手鍋
耐熱皿
ボウル
ビニール袋
オーブンを210℃に予熱する。
鶏もも肉の厚みを均一になるように開き、水分をキッチンペーパーなどでとる。
耐熱皿にオリーブオイル(大さじ1)をしき、皮目を上にして鶏もも肉を乗せる。
鶏もも肉の皮目に塩(小さじ1)と、すりおろしにんにく(2袋)をすり込む。
point
まばらにすり込んだほうが焼き上がった時にメリハリが出て美味しくなります。
レモン汁(1/4個分)と白ワイン(1袋)をふりかけて、オーブンに入れて15分程焼く。
point
オーブンがない場合は、トースターかグリルで表面にアルミホイルを乗せて強火で10分焼き、その後表面に焦げ色がつくまで焼いてください。
point
フライパンの場合は、表裏各4分程度焼いて中火まで火を入れてください。
焼いている間に醤油ソースを作る。ソースの材料を片手鍋に入れて沸騰させて煮切る。
酒
90ml
中国醤油
15ml
塩
小さじ1/4
砂糖
大さじ1
八角
1個
point
沸いてから1分〜1分半くらいが目安です。
アルコールが飛んだら火を止めてごま油(小さじ1)を入れる。
point
火を止めてから入れることで、ごま油の香りをとどめることができます。
ザーサイを水で軽く洗い、水気をとり粗みじん切りにする。※写真と形状が異なります
万能ねぎを小口切りにする。
じゃがいもの皮をむいて0.5mmのスライスにし、水に入れる。
point
全体をまとめるためのデンプンが抜けないように、調理直前にスライスしてください。
水(300ml)と鶏がらスープの素(6g)を合わせ鶏がらスープをつくる。
フライパンにサラダ油(大さじ3)を入れ中火に熱し、ザーサイと水を切ったじゃがいもを入れ炒める。
食材に油がまわったら、塩(小さじ1/2)と鶏がらスープを3〜4回に分けて入れる。じゃがいもを木べらやおたまでくずしながら炒める。
point
鶏がらスープは一度に入れすぎないようにしてください。
じゃがいもがくずれてきたら、刻んだ万能ねぎとサラダ油(大さじ2)を入れ混ぜ合わせ、とろみをつけ乳化させる。
皿に盛りつけて完成。
長ねぎをみじん切りにする。パクチーの葉の部分をつんでおく。
焼き上がった鶏もも肉を食べやすい大きさに切り、わさび菜をちぎって一緒に皿に盛る。
耐熱皿に残った汁をかける。
長ねぎとパクチーを盛り、醤油ソースをかけて完成。